HOME > 店舗のご案内 > 温泉あらかると > 温泉コラム > 第2回 極楽湯の温泉はなぜ湧くの?
「日本は温泉が多い」というイメージがありますね。
ご存じのように、これは日本が火山列島だということに大きく関係しています。活動中の火山の地下には高温(1000℃前後)の"マグマだまり"が存在し、温泉を温める熱源となってます。火山地帯にある地獄などど呼ばれるような場所では、岩盤が温められていたり高温の温泉が自然に湧き出しているような光景をごく普通に目の当たりにすることができます。

それでは、温泉が湧いている場所は火山の付近だけでしょうか。温泉マップを広げてみると、温泉は日本列島のほぼ全域に分布していて、火山のない平野部にも多く存在していることがわかります。このように、温泉には火山性の温泉の他に、火山とは関係のない非火山性の温泉が存在します。
「極楽湯」の温泉は、すべてが非火山性の温泉です。いったい極楽湯の温泉はどうして湧き出すのでしょうか。
一般的に、地下へ100m深くなると、地中の温度がおよそ3℃(平均値)高くなることが知られています。これを地下増温率または地温勾配といいます。地下深くに行くにしたがって地下水が温められ、例えば、地下1500mでは地下水が「地上での水温+45℃ぐらい」にまで温められている可能性があります。地下深くに存在するこのような高温の地下水は深層熱水と呼ばれています。
極楽湯の温泉を含め、新しく開発された非火山性の温泉の多くは1000m以上の掘削により、このような深層熱水を掘り当てたものです。地下深くで高温であっても、それが地上付近まで上昇するうちに温度が低下してしまうため、地上で湧き出す温度は比較的低くなりがちですが、極楽湯幸手店(埼玉県)の場合、52.1℃と、非火山性の温泉にしては非常に高温の温泉が湧出しています。

